正規プロバイダに修理を頼むと、製品知識の豊富な技術者が純正の部品を使って直してくれます。しかし、保証サービスに未加入の人は修理費用に何万円もかかるのがネックです。
その点、非正規修理店に頼むと、正規プロバイダの半額から3分の1程度の修理費用で済む可能性があります。例えば画面割れで交換する場合にかかる費用は、正規プロバイダでは約15000~40000円、非正規修理店では約7000~12000円が目安です。また、液晶破損の修理費用は正規プロバイダの場合は30000円程度かかりますが、非正規修理店の場合は10000円程度で済むことが多いです。
何万円もかけて修理するくらいなら、我慢して古いスマホを使う、という人もいるかもしれません。特に新機種を使っていた場合はもったいないですよね。
非正規修理店では、交換部品に純正品を使うことは少ないです。それによってコストを大きく抑えられています。もちろん互換性のある部品を使うので、動作に異常を来たす可能性は低いでしょう。
メカ好きの人の中には、ついつい自分で修理したくなる人もいるようです。部品はネットで購入することが可能ですし、動画やブログなどで紹介されている修理方法を参考に挑戦できます。しかし、必ずしも成功するわけではありません。
自分で挑戦した人の中には、部品を外す際に断線させてしまったり内部基盤に傷を付けてしまったりする人もいます。自己修理が失敗してしまうと、却ってコストがかさむ可能性があるので、注意が必要です。始めから修理費用が抑えられた非正規修理店を利用するほうが安心かもしれません。